DSRは四半世紀にわたりアジアにおいて数々のシステム開発に参画し、とりわけ日本は最も重要な地域の一つとして数多くの開発を手掛けて参りました。その中核をなすのが、長期的なパートナーシップの構築と革新的なソフトウェアソリューションの提供です。
その拠点として、DSRアジアは横浜を拠点に、ワイヤレス、組込み、IoT、コンピュータビジョン等の事業を展開しています。このチームは、Amazon、NXP、mui Lab様など、地域全体のクライアントに、組込みソリューションの設計と新技術の立ち上げを行っています。さらに、DSRアジアおよびその子会社であるNoemaは、eTRUST、iPRO、NHKエンタープライズ様等の戦略的パートナーと緊密に協力し、煙、火災、浸水の検知、手話認識など、現実社会で貢献するコンピュータビジョンソリューションの開発に取り組んでいます。
DSRは、日本におけるIoT標準の発展に貢献する事を目指し、Connectivity Standards Alliance(以下CSA)の日本インタレストグループ(JIG)の創設メンバーとして、日本でのCSA IoT標準の普及、共有、協業を推進しています。
「日本は常に私たちにとって重要な地域です。現地オフィスがあることで、クライアントとより緊密な関係を築き、迅速なサポートを提供し、アジアで強固で長期的な戦略的パートナーシップを構築するという当社の姿勢を実現しています」と、DSR創設者兼CEOのアナトリー・ペシコフは述べています。
地域の事業運営は、鎌田博之ゼネラルマネージャーが統括しており、日本、中国、台湾、韓国、オーストラリア、東南アジアにおける30年以上のソフトウェアマーケティングおよび営業の経験があります。彼のリーダーシップにより、当社の活動は現地のビジネスニーズと期待にしっかりと対応しています。
DSRが日本で成功を収めているのは、この地域特有のビジネス環境を理解し適応する能力であり、ここではスピードや規模よりも長期的な評価と信頼が重視されます。この市場に参入するには、一貫性、敬意、高品質のサービスが求められ、長期的な関係の構築が鍵となります。
過去25年間で、DSRは日本国内だけで30社以上と協業してきました。これには、通信、電子機器、自動車製造などの業界の大手企業も含まれています。当社のソフトウェアは某車メーカーのシステムや、日本の象徴的な列車にも搭載されています。日本では、Linterデータベースのライセンスが7,000万本以上販売されています。アジア全体では、台湾におけるNFC国家プロジェクトへの参画、韓国のHumax Digitalとのゲートウェイ技術の共同開発、ZigbeeベースのIoTソリューションの地域全体への展開など、さまざまな協業を行ってきました。このような重要なプロジェクトでは、RDBMS、Bluetooth、NFC、AI、包括的なIoTプラットフォームといったDSRの技術ポートフォリオの充実だけでなく、世界で最も競争が激しく品質志向の市場における高い適応能力を求められ、DSRはその要請に応えてまりました。
DSRは今後も日本への取り組みを揺るぎなく継続しながら、成長と革新を続けて参ります。長期的なパートナーシップを構築し、信頼性の高い最先端のソリューションを提供することで、DSRアジアは技術の進化と地域全体の協業の推進を通じ、重要な役割を果たして参ります。
DSRアジアの詳細は、DSR Asiaのウェブサイトをご覧ください。